先日、ニューヨークのブロードウェイで、
ハリーポッターの舞台を観劇してきました。
ハリーポッターと呪いの子
(Harry Potter and the Cursed Child)
舞台の感想をまとめた記事はこちら↓
感動の種類について
すごく良かった!
という話を会社の人(以下Aさん)に話したところ、
その反応から思ったことがあったので、
書き留めておきます。
まずは基本情報から。
私は、国内より海外派。
海外に興味があって、
海外に行くたびに、
日本の良さに気づきます(笑)
舞台の観劇も好きですが、
映画、ドラマ、アニメ、本も好きです。
Aさんは、海外より国内派。
ハワイ旅行に行った際に、
長い飛行機のわりに、
そこまで得るものが無かったらしく…(*_*)
家でアニメを見ることが好きだそうです。
価値観は人それぞれ。
好きなものや嫌いなものが異なるのは、
当たり前です。
ただ、
舞台、というか、ハリーポッターの良さが分からない、と言われ、
アニメの方が面白い。
と言われた時に、
ふと、私もアニメは面白いと思うけど、
舞台には舞台の面白さがある。
と思いました。
(ハリーポッターが好きかどうかは、
価値観の違いなので、
ここではそっとしておきます。)
そして、高いお金を出して、
飛行機の長旅を乗り越えてでも、
私が舞台を見た価値があると思ったのは、
なぜか。
考え直した時に思ったのは、
感動
でした。
アニメは面白いです。
泣けるアニメもあるし、
(『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』は、何度見ても泣けます。)
劇場版アニメは感動が凄い。
迫力に衝撃を受けたり、
映画館でぼろぼろ泣いたりもします。
でも、観劇で見る感動とは、
少し種類が違うように思います。
映画、ドラマ、アニメが、
舞台と異なる、
唯一にして最大の理由は、
ライブかどうか、ではないでしょうか。
生身の人間が、目の前で演じる。
それって、演じる側も、凄くエネルギーがいることだと思います。
人のエネルギー
実は私、過去に劇場に出た経験があるんです。
趣味のダンスの発表会公演と、
ある舞台にちょい役で出させて頂きました。
舞台の裏側ってどうなっているんだろうっていう興味本意でオーディションを受け、
私と同じ年代の子が他に受けに来なかったので、
私に決まりました(°▽°)
舞台の稽古とか、本番の空気感とか、
とにかく感じたのは、
人の放つエネルギー。
エネルギーって、目に見えないから、
ちょっと胡散臭く感じますが、
目の前で、
人が感情を表現しているところを見るのは、衝撃を受けるし、
音楽、照明、舞台装置から、
裏にいるスタッフの努力を感じたりもします。
タイミングとか、動きとか、
1つでもズレると、
生み出すことの出来ない雰囲気。
だから、舞台は一回一回違うし、
お客さんも舞台を作る大切な存在です。
リハと本番はやっぱり全然雰囲気が違う。
舞台って、チケットが高いし、
つまらなくても抜け出しにくいし、
内容が難しいものも多いし、
見慣れないと、見方が分からないかもしれません。
私も、いろいろ見てきましたが、
凄く感動して、もう一回見たい!
と思うものもあれば、
眠くなるくらい内容が分からないものもありました。
観劇のポイント
ちなみに、
私が観劇する時は、
役者の演技、歌、ダンス、舞台装置、照明、音楽、構成、等
全部くまなく見ていきます。
舞台の転換方法とか、
演出方法とか。
音楽も生演奏だったりすると、
そこも注目ですね。
舞台好きの知人とかと話をしても、
見るポイントは人それぞれなので、
こうあるべき!というセオリーは無いと思いますが、
体験したことの無い方には、
ぜひ一回、あの全身が震えるような感動を、
感じて欲しいな、と思います。