私は会社員なので、日々、会社という組織の中で働いています。
そんな私が最近感じた、組織の中で最も大切だと思う事をシェアしようと思います(^^)
(pixivフリー素材引用)
組織の中で大切なこと
組織の中で大切な事はズバリ、
『メンバーが足並みをそろえて同じ方向を向く事』
です。
これは組織を1つにまとめる上で、
最も重要だと言っても過言ではないと思います。
なぜなら、一人でも向く方向が違う人が現れれば、組織は分断されるからです。
という事で、この考えに至るまでに私が出会った、2つのエピソードをご紹介します。
会社でのエピソード
私の会社は、
始業時間の15分前に朝礼があるという謎の勤務形態でした(-.-;)
それが、働き方改革の影響なのか、
始業時間に朝礼開始という通達が来ました。
(正常な状態になりました)
この時、私は、始業時間に間に合えば、朝礼にも間に合うので、
今までよりも出勤時間を少し遅らせても良いと思ったのですが、
上司からは、
「今までと働き方のマインドは変わらないから、出勤時間は今までと変わらないはずだ」
と言われました。
いやいや、始業時間にさえ間に合えば、出勤時間は個人の自由なはず。
と思い、これに反発した私は、
悩みあぐねて同期に相談をしました。
すると、同期は以前、別件で会社に反発したい事があったようで、
その時に色んな人に相談したらしいのです。
(内容は、多くの人がしている服装規定の違反を、自分だけ怒られたのだとか)
その中で出てきた答えの中で、
「そんな些細な事どうでもいいじゃんって思うかもしれないけど、
そういった細かい事も、ルールを皆が守って、
足並みを揃える事が大事なんだよ」
と言われたそうです。
『足並みを揃える』
この言葉を聞いた時、
だったら仕方ないなと、
なぜか私も腑に落ちました。
進撃の巨人において
会社での一件は、腑に落ちたものの、
なんとなくその理由が明確では無かったのですが、
『進撃の巨人』という漫画を読んで、
その理由がやっと理解出来ました。
進撃の巨人って、
凄く悲しい物語なんです。
(ここからネタバレ注意です)
主人公のエレンと、
その同志であったライナー
彼らは共に巨人に立ち向かい、戦っていましたが、
実は、ライナーは敵のスパイで、
エレンから平和を奪った張本人でした。
ライナーはエレンを裏切り、祖国へと戻ります。
数年後、再開した二人。
ライナーはエレンに許しを求めます。
そしてエレンは、
「許すも何も、仕方がない事だったんだ」
と理解を示します。
それは、ライナーが、生まれた時からエレンのいる国を敵だと言われて育ってきたからです。
エレンと同じように、ライナーも、
自分の正義のために戦う事に必死でした。
それでもなお、悲しい事に、エレンとライナーの敵対関係は続きます。
それは、一方が正義で他方が悪、といった分かりやすいものではなく、
どちらも、どちらにとっての正義だからです。
人は正義を善だと思います。
その正義のベクトルが違えば、
同じように善を志していても、
敵対してしまうことがある。
きっと、諸悪の根源は、もっと別の所にあるのかも知れません。
という事で、なんだか壮大な話になってしまいましたが、
ここで伝えたいのは、『向く方向の重要性』です。
進撃の巨人には、他にも、仲間同志で意見が食い違い、悲しい結末になってしまうシーンが沢山出てきます。
もっとお互いが分かり合えていれば、
こんな悲劇は起きなくて良かったのに…(TT)
そう思うと、組織の中で、皆が向く方向を揃える事は、何よりも大事な事ではないでしょうか。
まとめ
という事で、
私は会社で嫌な事があっても、
「組織の一員として仕方がない事だ」
と思って自分をなだめています。
もちろん、会社側が変わってくれる事もあるので、理不尽だと思えば反論もします。
でも、本当に嫌なのであれば、その組織を抜ければ良い話だと思うのです。
この会社で働くと決めたのは自分。
それによる恩恵を受けているのも事実。
だから、会社で良い事があっても、嫌な事があっても、全て自分が選んだ結果だと思っています。
逆に、今私が会社から受けている恩恵を捨ててでも、他の世界に行きたくなった場合も、
全て自己責任です。
人生は選択。
大なり小なり選択の積み重ねで、人生は構築されていきます。
だから、自分でよく考えて決める事。
これが後で後悔しないコツです(^^)
(自分でよく考えて決めるのが時にとても難しいのですが…)