NHK の連続テレビ小説『エール』を見ていて、
素敵だなと思った事を書き留めておきます(^^)
①徳川家康公御遺訓
第37回放送で出てくる徳川家康の言葉です。
この文章を一言で表すと、忍耐だと思います。
正直、日本を統一し、トップに君臨した人なので、もっと調子に乗った発言をしていると思っていました(^^;)
でも、よく考えれば、沢山の苦難を乗り越えた人格者でないと、ここまでのし上がれないですよね。
ちなみに、エールを見ている友人と話をしたところ、最後の1文が興味深いよね、という話になりました。
私はずっと、「大は小を兼ねる」と思って選択して生きてきたのですが、
(大が優勢)
友人は、「過ぎたるは及ばざるが如し」だと言い、
(大でも小でもよくない)
そして今回は、「及ばざるは過ぎたらよりまされり」と記載があります。
(小が優勢)
「じゃあ結局大と小どちらを選べば良いの?」
となった時は、やはりケースバイケースかなぁと思うのですが、
どちらが良いと決めつけるのではなく、自分で考えて、大小のバランスを見極めることが大切なのかなと思いました。
②頑張ることは繋がる
第39回放送で出てくる、早大の応援団長の言葉、「頑張ることは繋がる」に、はっとした人は私だけではないと思います。
私は以前、「優しさは連鎖する」という事を知りました。
この連鎖は、ぷよぷよの連鎖みたいな感じで、最初の動きが、どんどん次に繋がっていくイメージです。
これは、大王製紙のエリエール(ティッシュ)のCMでもテーマで使われていて、
「優しくされると、誰かに優しくしたくなるのはなんでだろう」
という言葉とともに、ティッシュが、次に必要な人の元へと渡されていくのですが、最初にティッシュを渡した人に、最終的に戻ってくるという話になっていました。
「優しくされたら優しくしよう」と思うように、
「誰かの頑張りは、他の誰かを頑張る勇気にかわり、繋がっていくのだな」と気づきました。
そしてこれは、他の行動や感情も同様だと思います。
失敗から学んだ事、勇気を出した事、感動した事など、
人は人と関わって生きているから、
人から人へと連鎖していく。
という事で「頑張ることは繋がる」は、このドラマの題名の、エール、応援には意味があると、改めて見直す機会になりました。
(ちなみに、主人公は幼少期に、自分に送られたエールをきっかけに音楽の才能が開花され、物語が始まります。)
直接勝敗に関わらないとしても、やはり応援して貰えるのは嬉しいですよね(^^)
③オープニング曲『星影のエール』
歌詞から私の好きな部分を抜粋します↓
きっといつか今日の日も意味を持ってほら
星の見えない日々を超えるたびに
互い照らすその意味を知るのでしょう
白紙の物語に何を描くのか誰と描くのか
星の見えない日々で迷うたびに
誰かを照らすその意味を知るのでしょう
ここからは私なりの解釈です↓
同じような日々の繰り返しのようで、
毎日着実に成長して、思い出を作っている日々。
いつもの今日は、いつの日か意味を持つ。
希望が見えない時を乗り越えるたびに、支え合ってきた人の大事さが分かる。
人生を誰とどのように生きるのか。
希望が見えない日々で迷うたびに、誰かの明かりを見出すことができる。
今回の主題歌はGReeeeNの星影のエールという曲です。
やはりGReeeeNの歌詞は深くて素敵(^^)
朝ドラの主題歌って総じて優しい曲が多いですよね。
まとめ
ということで、エール面白いです。
さすが朝ドラで役者も豪華。
RADWIMPSの野田さんが演技されているのを見れるのも貴重だなと思います。
凄くナチュラルで役にぴったり。
朝ドラは一度離れると見なくなりがちなのですが、
機会があったら他の作品も遡って見たいなぁと思いました( ´ ▽ ` )ノ
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