YouTubeから学ぶ

「心」と「時間」に余裕を生み出す方法を発信!効率化、時短、便利、大好き!自由に生きたい!固定概念覆してこう!そんな私の日々学んだこと、思ったこと、ためになるオススメ動画、旅行や留学の思い出など

【旅行】中東オマーンでタクシー代が払えず、連れ去られるのではないかと思った話

 

2017年の年末から、2018年の年始にかけて、

アブダビ・ドバイ・オマーンに行きました。

 

今回は、オマーンの思い出を中心に記載しております(^^)

 

ドバイ・アブダビについての詳細は、こちらからどうぞ↓

www.rislifeblog.com

 

↓オールドマスカット

f:id:rislife:20190615071025j:image

 

 

旅行の概要

「オマーン行ってきました」

 

と言うと、返ってくる返事は、

「どこ?」

「サッカーでしか名前聞いたこと無いなぁ、どこ?」

の大体2択。

 

ここです↓

f:id:rislife:20190414214811p:image

オマーンは、

ドバイで有名な、アラブ首長国連邦(UAE)の下に位置する国。

 

中東と聞くと、危ないイメージがありますが、

オマーンはとても治安が良いらしく、

ドバイの田舎バージョンといった感じです。

 

今回の旅程は、

成田→アブダビ→ドバイ→アブダビ→オマーン→アブダビ→成田

 

アブダビからドバイは、現地のバス、それ以外は飛行機です。

 

(アブダビからオマーンは、

陸路と迷いましたが、

時間がなかったので、

オマーン航空で行きました。)

 

航空券を買ったのは、

出発の3ヶ月くらい前で結構ギリギリ。

日本からアブダビまでは、エティハド航空で、

サービスも悪くなかったのですが、

「北京経由」ということで、安く買えました。

 

乗り継ぎ便ではなく、経由便ってどういうこと?

と思って搭乗し、

北京に着いて様子を伺っていると、

北京が目的地の人達だけが降りるように指示され、

アブダビが目的地の人達が機内にいる中で、

清掃が始まりました。

 

初めて機内清掃の様子を見ました。

 

雑でした。

 

アブダビは、広くて、ビジネス街で、意外とビーチが綺麗で、

ハワイっぽい印象を受けました。

(とはいえ、ハワイは凄く昔に一度行ったきりなので、

記憶は全然無いのですが)

 

白くて巨大で有名なモスク

「シェイク・ザイード・グランド・モスク」

は、本当に白くて綺麗でした!

f:id:rislife:20190414215211j:image

センス良すぎない?(まるでアナ雪みたいな可愛さでした)

 

ドバイは、

わざわざハッピーニューイヤーの花火を見に行ったにもかかわらず、

その年から花火は中止され、

プロジェクションマッピングに変わっていて、

残念な感じでした。

 

ドバイのスーク(市場)は、

客引きが凄くて危機感を感じたものの、

ショッピングモールに行けば安心安全。

 

アブダビでさえ、現地のスーパーとパン屋に行くほど余裕を見せていました。

f:id:rislife:20190414215327j:image

 

オマーン入国

そしてオマーン。

 

安心しきった私たち。

 

入国時に、ビザを買うことをすっかり忘れておりました。

日本のクレジットだったから使えなかったのか、

記憶は定かでないですが、現金しか使えなかったので、

念のために持っていっていた日本円で支払いました。

結構高いです。

現金は多めに持っていきましょう。

 

空港のATMでお金を引き出し、

SIMカードを買ってwifiも手に入れ、

絶対ぼったくられると分かっていたので、

乗り合いバスに乗りたかったのですが、

空港を一歩出ると、

タクシー以外見当たらない。。。

時間も無かったので、

仕方なくタクシーで、

「ニズワフォート」という城跡の資料館に行きました。

f:id:rislife:20190414215649j:image

 

実はニズワフォートは、

空港のあるマスカットから結構遠いんです。

車で片道1時間40分。

 

でも日程的に、その日しかいけなかったので、

どうしても行きたいと伝えると、

ほとんどのタクシー運転手達が、

あそこは遠すぎて今から行っても間に合わない、と渋る中、

一人だけこちらの味方になってくれた方が、「運転するよ」と言ってくれました。

 

いけるんだったらいくらでも払うよ気分の私たちに、

そこまで大きな額を請求せず、

一般的なぼったくり金額で、

往復の運転をしてくれました。

ニズワフォート観光中は待っててくれて、

行きたいとこを伝えたら、そこまで連れて行ってくれたり、

市場の中を案内してくれたりしたので、

結果、ぼったくりでも無かったのかもしれないです。

 

こんなに運転させて、むしろ安かったんじゃないかな?って心情を抱え、

オマーンの人達って優しいな。

と、ここでも安心しきっています。

 

おっちゃんとの出会い

翌日、オールドマスカットと呼ばれる観光地へ。

滞在していたムトラホテルから、タクシーで10分程度。

 

タクシーに対しての、ぼったくり懸念はまだあったので、

乗る前の金額交渉なんかもしたりして、

まだ油断せずに観光を続けていました。

 

ちなみにオールドマスカットは、

映画ルパンのカリオストロの城の舞台みたいな雰囲気でした(^^)

f:id:rislife:20190615072859j:image

 

オールドマスカットで王宮を観光後、

ホテルまで歩いて帰っている中で、

事件の火種はまかれました。

 

自称タクシー兼ツアーガイドのおっちゃん(以下おっちゃん)に絡まれたんです。

 

話を聞いていると、そこまで悪い人ではなさそう。

格安で特別に案内をしてくれるということだったので、

調子に乗った私たちは、

彼に簡易ツアーをしてもらいました。

 

ロバやラクダを見たり、

高級クルーザーがひしめくホテルを見たり。

 

2時間程度でしたが、十分楽しめたので、

翌日の空港までのタクシーをお願いして分かれました。

 

その日の夜は、お土産探しにスークに繰り出し、

値切りに成功し、カードで沢山買い物をし、

これまた調子付く私達。

f:id:rislife:20190615072115j:image

 

事件の日

最終日は、

オマーン最大のモスク、

「スルタンカブースグランドモスク」

に行って、空港へ向かいました。

f:id:rislife:20190615073719j:image
f:id:rislife:20190615073723j:image

 

昨日のおっちゃんが、

ちゃんとホテルまで迎えに来てくれ、

その時点で、彼への信頼は厚いものに。

 

ただ、

モスクを見学し終わったあとの待ち合わせが上手くいかず、

こちらもあちらも若干険悪なムードで空港へ向かい始めました。

 

前日から街中のATMで出金が出来なかったので、

少し不安はあったのですが、

初日の空港での出金と、スークでのカード利用。

そして、帰りのタクシー代は残していたので、

特にお金のことは気にせず空港へ向かっていました。

 

そんな車中で事件が勃発しました。

 

和やかな会話の最中、

おっちゃんが、こちらが考えていた、

3倍以上の金額を提示してきたのです。

 

もちろん現金でくれと。

 

手持ち無いです。

 

日本円も、入国のビザの購入時に使用していたため、

残りわずか。

 

「空港に行けば出金できるから。」

 

といって、とりあえず空港へ。

 

友達をタクシーに残し、ATMへ駆け込みましたが、

 

どのATMも使えない・・・

 

やばい・・・

 

今度は、友達のカードを試して見ることに。

 

この時点で、3人とも焦っていらいらしています。

 

友達は、wifiルーターを持ってATMへ。

私は、wifiが無いままタクシーに乗っていましたが、

突然おっちゃんが車を出発。

 

聞けば、警察がいるから空港には長く停車できないとのこと。

 

そこで、私は焦りと不安がピークに達します。

 

このままお金が払えなかったらどうしよう。

 

私はこのままどこかへ連れて行かれて、

売りに出されるのだろうか。

親に迎えに来てもらうにも、

オマーンなんて来れるだろうか。

 

いろいろな考えが頭を駆け巡り、

涙が出そうになりましたが、

 

泣いていてもしょうがない。

この人に泣き落としはきかない。

そう思って意思を強く持ち直したところ、

ピン!と、アイディアがひらめいたのです!!

 

UAEのお金があるじゃないか!!!

 

UAEとオマーンと日本円を足しても、

おっちゃんの提示金額には足りないですが、

提示金額はそもそも、ぼったくり金額。

だから、交渉できる!

と思ったわけです。

 

交渉しました。

彼も次の仕事があって、早く終わらせたかったのでしょう。

OKでました。

 

いそいでオマーンのお金に両替しようと、空港にかけこむと、

なんとそこには初日に使用したATMが。

 

だめもとでカードをいれたら、

普通に出金できました。

(ありがとう神様)

 

おっちゃんには、ATMが使えたことは秘密にし、

 

交渉した金額を渡して、

 

無事、タクシーから開放してもらいました。

 

そのあとも、チェックインカウンターを並び間違えて、

あやうく飛行機に乗り遅れそうになったりと、

大変なことは続きましたが、

無事、日本まで帰ってこれました。

 

日本大好き。

 

とはいえ、行って後悔はないし、

行きたいと考えている人には、行くべきだと強くすすめます!

 

オマーンのススメ

オマーンは、今までに見たことのない景色の連続で、

私はとにかく感動しました!!

(友達は、景色より、タイルとかのデザインに惹かれていた)

 

TBSの世界遺産という番組を見て、

オマーンの存在を知り、

「死ぬまでに行きたいなぁ」

と思ってから半年後にまさか、

行けるとは思っていなかったので、

一緒に行ってくれた友達には感謝です。

 

その番組で紹介していた、

ファラジという水路システムが見たくて行ったのですが、

首都のマスカットでは見られず、

どうやら、もう少し田舎にいく必要があったよう。

ニズワフォートの近くでかろうじて見れたファラジ↓

f:id:rislife:20190615071655j:image

 

またオマーンに行きたいか、と聞かれれば、

どちらかというと、もう一回世界遺産のファラジ特集が見たいです(笑)

 

海外旅行は何が起きるか分からない。

現金は、多めに持っていくのよ。

という母の教えを、身に染みて感じた経験でした。

 

調べたらYouTubeにファラジの動画あったので載せておきます!


www.youtube.com

 

ブログランキング・にほんブログ村へ