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【学び】自己満足を受け入れると人生が楽しくなる✳︎辻村深月から学ぶ

 

 

先日、辻村深月さんの、

『名前探しの放課後』

という小説を読みました。

 

今回は、そこから学んだ事を書き留めておきます(^^)

 

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あらすじ

ネタバレしない程度にザックリとあらすじを紹介します。

 

男子高校生の主人公が、仲間を集めて、ある問題を解決しようとします。

 

その問題解決の上で大切なのが、

クラスでいじめられている仲間の1人を救う事。

 

いじめの原因となった水泳を上達させて、

相手を見返そうとするのですが、

こんな事をしても、いじめは止まらないと諦めてしまいそうになります。

 

そこで、仲間の1人である女子高校生がとった行動が、私の中では賞賛ものでした!

 

さすが辻村深月。

 

読み応えもあり、後味もスッキリ。

伏線回収も、あっと驚くので、ぜひ最後まで読んで頂きたい、オススメの本です!

 

自己満足は立派な理由

水泳のフォームをいじられてから、

いじめが始まってしまったA君。

 

そのA君と一緒にBさんも水泳を練習します。

 

Bさんが練習を始めたのは、

 

「泳げなくて、泳ぎから逃げてきた自分を変えたい。」

 

という理由です。

 

昔のトラウマを克服したい、といった内容です。

 

それって凄く偉い事だと思うのですが、

結局は自己満足です。

 

A君は、泳ぎのフォームが改善されたからといって、いじめが止まる保証はないですが、やってみる価値はあります。

A君のメンタルを鍛えるという面でも、意味のある行動です。

 

一方、Bさんは、泳げたからといって、直接的に何かが変わるわけではありません。

将来何が起きるかは分からないので、

泳げるに越したことは無いですが、

高校生の大事な時期を捧げて練習するほど大切なことかと言われれば、

それは必ずしもYESでは無いと思います。

 

それでも、Bさんは頑張ります。

そしてそれは、周りの人に感動を与えたのです。

 

最初の動機や理由なんてなんでも良いんですよね。

それに対するプロセスが、人の心を動かす。

 

A君が、

「こんな事をしても意味がない」

と諦めそうになった時、

Bさんは、

「意味なんて必要ない、でも意味がいるのであれば、意味を作ろう」

と言って、2人の間で約束をします。

 

これ、凄く心に残りました。

 

何かに取り組む上で、意味なんて無くても良いし、自己満足でも良い。

むしろ自己満足は意味の一種なんですよね。

 

まとめ

私は、常に意味をつけて行動をしていました。

 

「自己満足なら意味がない。

時間を無駄にしないためにも、意味のある時間を過ごそう。」

 

と思っていたのです。

 

その考え方も悪くはないと思いますが、

「一度きりの人生、もっとラフに楽しんでも良いのでは無いか」

と思うようになりました。

 

恥ずかしいからとか、流行りに乗ってると思われるからとか、ダサいからとか、自己満足だと思われるからとか、

 

そういう周りの目は気にせずに、

自分がやってみたいな、面白そうだな、キラキラして見えるな、と思う事を純粋に楽しむ。

 

これが、人生を楽しむコツかなと思いました。

 

今までは、かっこよく賢く生きたいと思っていましたが、

不恰好でも、ハッピーに生きようと思うようになりました(^^)

 

今をハッピーに出来ない人は、将来もハッピーには出来ない。

 

今を楽しみつつ、将来のための準備も抜かりなくしておく。

 

これが私の人生の指針です( ´ ▽ ` )ノ

 

 

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