図書館で気になる本があったので、
読んでみました。
この本の著者について
著者 ルース・ジャーマン・白石さん
この方凄い方です!
まだ日本の国際化が進む前の1988年に、
アメリカの大学を卒業して日本の会社に就職し、
その後、欧米系女性で初めて宅建を取得し、
現在はご自身の会社を立ち上げています。
そして二児の母∑(゚Д゚)
かっこよすぎます…
この本を読んで思った事
当たり前にやってきた事が、実は日本人の特性で、強みである事に気がつきました。
満員電車に耐えられるのは、忍耐強い国民性というよりも、お互い様の気持ちがあるからとか、
どんな要望にも出来るだけ応えようとするのは、失礼の無いようにという気持ちから起こる行動だとか。
日本人にとっての常識は、世界では常識ではなく、賞賛すべき行動や心持ちだったりするのだなと思い、
ついつい忘れがちな礼儀作法の大切さに気づきました。
この本では、日本のビジネスの意思決定が遅いのは、それだけの意味があると述べられていて、確かにその通りなのですが、
そうは言っても、もう少しスピード感を持つ必要があるのかな、とも思いました。
というのは、以前見たメルボルンの働き方に関する動画↓
オーストラリアの会社に潜入!働き方が最高すぎて震えた!〔#801〕
日本スタイルの思慮深さも、アメリカンなスピード感もどちらも適材適所で使い分けが必要で、この使い分けが難しいですよね…
私の場合、なんでも早くこなそうとする分、ミスが多くて手戻りが多いのが課題点です(ー ー;)
英語学習について
この本の中で、
「日本人は英語が喋れないという人が多いけど、実はみんな喋れているよ」
という話が出てきます。
たしかに、完璧に喋れる人は少ないと思いますが、完璧である必要はあるのでしょうか?
ネイティブスピーカーじゃないのに完璧に喋れたら、凄すぎますよね∑(゚Д゚)
日本語は難しいし、英語ともかけ離れているので、
そんな2つの言葉が完璧な人は、語学の才能に長けているか、相当努力をしてきたか、2つの国に長い間住んだ事がある人だと思います。
私は、
誰もそんな完璧を期待なんかしていない。
むしろ、喋れないのが当たり前。
大切なのは、喋れるかどうかではなく、
喋ろうとしてくれるかどうか。
だと思って、気楽に喋るようにしています!
日本人は、出来る・出来ない、喋れる・喋れないの二択で考えがちですが、
自分の英語のレベルがどのレベルなのかを知り、何が足りていて何が足りていないのかを具体的に考え、自信を持ちつつチャレンジしていくマインドが大事だと思いました。
私は、ビジネス英語やネイティブの言い回し、頭のこんがらがる文法と発音が苦手です。
今は、発音の学習が楽しいので、
朝から晩まで頭の中で頭の中でアリエルのpart of your world を再生して歌っています(°▽°)
まとめ
さくっと読めて、気づきの多い本でした!
私も日本人として、日本文化の良いところは保ちつつ、世界からさらに良い文化を取り入れて、パワーアップしていきたいです。
最近、
「それは角が立つからやめておきましょう」
とか、
「そんな無粋な事はしない人だから」
などと言った、日本語の粋な言い回しが好きで、そんな言葉をさらっと言える人になりたいな、と思っています(^^)