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【ドラマ】『スカーレット』を見て思った事✳︎戦後生き抜いた人のパワーは凄い!

NHK連続テレビ小説

『スカーレット』

が面白い!

スカーレット見て思った事、学んだ事を書き留めておきます(^^) 

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NHKサイトより引用

 

あらすじ

まずはあらすじをざっくりと。

 

主人公の喜美子は、戦後、小学生の時に大阪から信楽へと家族で移り住んできました。

 

頑固で不器用な父、気弱で抜けた所があるが優しい母、そして2人の妹がいる、しっかり者の長女です。

 

特技は絵を描くこと。

 

その才能を信楽の地で生かし、

絵付け師として働きます。

 

心に響いたセリフ①

今まで見てきた中で、心に響いたセリフを2つ紹介します。

1つ目は、42話から。

 

絵付けの先生に弟子入りした際に、

その先生が喜美子に言う言葉です。

 

「キュウちゃんの前には、1番や2番がおる。

早よ追いつきたい思てるやろうけど、

近道はないねん。

あってもな、近道はおススメせえへん。

なるべく時間をかけて歩く方が力がつく。

歩く力は大変な方がようつく。

よう力つけとけ!

今しかできへんことや!」

 

※キュウちゃん = 喜美子

※1番、2番 = 一番弟子、二番弟子

 

この言葉、凄く心に響きました。

 

私は今まで、

なんでもすっとこなせて、受身なのに忙しくしている人に憧れていました。

 

というのも、私は勉強も仕事も恋愛も友達も趣味も、

全て自分から行動し、もがいて手に入れてきたからです。

 

私の人生は、自分から行動しないと何も起きない日々だったので、まず頑張る事を見つける事から始めてきました。

そして、それを頑張ってこなしても、やっとみんなと同じラインに立てる程度。

 

だったら、受身で頑張る事が見つかって、すっと皆んなと同じラインに立てたらどんなに楽か。

 

そう思っていました。

 

でも、スカーレットのこのセリフを聞いて、ハッとしました。

 

同じ所に行き着くなら、早くて楽な方が良いと思ってたけど、

実は、長くて険しい道の方が、行き着いた時により力が付いている

という事に気付いたからです。

 

確かに山登りをするなら、

簡単な道より、険しい道の方が、筋力や体力が付きます。

 

例えば英語を習得するとして、

もともと英語が得意で、難なく習得できる人を羨ましいと思っていましたが、

色んな勉強法を試して自分に合うものを見つけていった人の方が、実は他の人に教える時には経験と知識が豊富で好まれるのではないでしょうか。

 

だから結婚も、適齢期にすっと相手が見つかる人が今までは羨ましかったのですが、

ここで沢山悩んで、やっと相手に出会えた方が、後々後悔しないんじゃないか、

自分はむしろ自分らしく人生に向き合えているんだ、と思うようになりました。

 

心に響いたセリフ②

2つ目は、48話から。

 

喜美子と同じ職場で働く八郎という青年が、

喜美子の師匠(深野先生)にお礼を言うシーンです。

 

「最初にここに来た時、

ほんまは言おうと思っていた事があります。

深野先生が描いた絵が僕の家には飾ってありました。

鳥があって、山があって、こっちから陽が…。

祖父が日本画が好きで、ようやっと買えたって。

床の間に飾っていました。

祖父が亡くなった後は形見にして。

 

それを米に変えました。

僕が11の時です。

僕が売りました。

闇市行って、先生の大事に飾ってあった絵を、高う買うてくれる人を探して。

探して売って、これぐらいの白いお米と卵3個に換えて。

おいしいなあ、おいしいなあ、言うて、うちのもん皆で食べました。

 

このセリフで泣きました。

 

私は最近まで、戦時中や戦後のドラマを嫌煙してきました。

平和な世界に生まれて、ぬくぬくと育ってきた自分が、どんな気持ちで向き合えば良いか分からなかったからです。

 

もう繰り返してはならない、残酷な悲劇。

そう思っていたからです。

 

でも最近、別のところにも目が向くようになりました。

それは、そんな時代を生き抜いた人達の力強さです。

 

私が今の時代を選んで生まれてきたわけでは無いように、

誰しもその時代を選んで生まれたわけではありません。

 

与えられた環境下で自分に出来る事をする。

これは、どんな時代の人でも同じだと思います。

昔は今の時代より不便な事、我慢しなければいけない事、身の危険を感じる事、沢山あったかと思います。

でも、今の時代にない事もあります。

それは、人と人との絆です。

戦争という同じ苦しみを乗り越えた人達の絆は強く、言葉に表さなくても分かち合う事が出来る。

 

八郎と深野先生と、その話を聞く喜美子。

手に取るようにお互いの気持ちが分かるんじゃないかな。

そう思うと、この時代を生き抜いた人達は本当に頑張ったんだな、凄いな、私も恥じないくらい頑張ろうと思うのです。

 

NHK連続テレビ小説について

NHK連続テレビ小説は、

現代が舞台の作品もありますが、

戦前戦後の時代を舞台に、その時代を強く生き抜いた人達の物語が多いですよね。

当たり前かもしれませんが、同じ時代を生きる人達なのに、人によって生き方が全然違います。

でも、生きていくうちに、どんどん生活が豊かになって明るくなっていく所は皆同じです。

 

だから見ていて勇気が出るし、

自分も頑張ろうと思えます。

 

今までの作品の中では、「あさが来た」が1番面白いと思っていたのですが、

スカーレットはそれを超えるかもしれない!

毎日楽しみに見ています!

 

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