かねがねやりたいと思っていた、
漫才コンビの分類分けを、
マトリクス分析を使用して行ってみました。
マトリクス分析とは
マトリクス分析をざっくり調べたところ、
マーケティングの手法の一種で、
異なる2つの切り口から縦軸と横軸の表を作り、
相関関係を分析すること
だそうです。
自作お笑いマトリクス分析
こちらが私が作成した漫才コンビ分析マトリクスです。
(ちなみにこちらフリー素材となっておりますので、
分類したい方がいましたら、ぜひ使ってみてください!笑)
縦軸がツッコミとボケ、横軸が言葉と動きです。
どこで笑いを生み出しているかという点で考えて、分類します。
縦軸の場合、もちろん漫才はボケとツッコミの掛け合いで笑いを生み出しているのですが、
ボケ方が面白いのか、ツッコミ方が面白いのかはコンビによって比重が異なると思います。
例を出すと、
アンタッチャブルは山崎さんのギャグが強いので、ボケ要素が強く、
中川家はツッコミの礼二さんのモノマネが特徴的なので、
ツッコミ要素が強いという判定になります。
横軸は、言葉で笑いを取っているか、動きで笑いをとっているかです。
しゃべくり漫才は言葉要素が強く、
コント漫才や、一発ギャグが強いコンビは、動き要素が多いという判定になります。
歴代M-1グランプリ王者
2019年までの歴代M-1グランプリ王者を配置してみました。
これは一般的な意見は取り入れず、あくまで私の主観で判定しています。
(点の位置はざっくりです)
ちなみに、霜降り明星は、ボケのせいやさんの動きと、ツッコミの粗品さんの言葉選び、2つの要素で笑いを生み出していたため、間をとって真ん中にしました。
2019年M-1ファイナリスト
次に、直近の2019年M-1ファイナリストを配置してみました。
最終決戦に進んだうちの2組は、言葉要素が強い事が分かります。
ぺこぱもミルクボーイも、ツッコミ方の独特さが斬新で、勢いがありました。
ツッコミで動き要素が強い組はいなかったので、
中川家のようなスタイルは、なかなかレアなのかもしれません。
まとめ
マトリクスを作って分類、考察してみましたが、結局これを作って思ったのは、
面白さが斬新な漫才
が私は好きということです。
次々に新しい笑いが出てくるのって芸人さんたちの努力の賜物ですよね…
次のM-1も楽しみにしています( ´ ▽ ` )ノ