私の怒りについて
私は友達に驚かれるくらい、
滅多なことでは怒りません。
怒りがすぐに悲しみに変わるからです。
ただ、許せない事が2つあります。
『理不尽な事』と『ドタキャン』です。
この2つは、
モヤっとした何かが残り、
悲しみに変わらないので、
何か解決策を模索するか、
しょうがないから寝て忘れます(笑)
今回は、理不尽なことによる怒り話と、
そこからの疑問と考察を、
書き留めておきます。
怒りのエピソード
私は先日、
社会人四年目にして、
初めて職場で怒りの感情が出ました。
詳しくはこちらの記事をどうぞ↓
今回も前回同様、手が震えました。
また今回も、声や喋り方は冷静に振る舞ったつもりです。
今まで、泣きたい事は沢山ありましたが、
会社について知らない事の方が多かったので、
ちょっと理不尽な事があっても、
「そんなもんか」
で終わっていた気がします。
それに私の職場は有り難い事に、
理不尽な事が少なく、
先輩達は賢くて優しい方が多いので、
私が納得するまでとことん理由を説明してくれます。
そんな中、会社について少し詳しくなってきたからこそ、
怒りの感情が出た話。
はたから見ると、「おごっている」と思われるかもしれません。
今回の怒りの矛先は、
『個人』ではなく『組織』です。
働き方改革の影響は、
しっかりと私の勤める会社にも伝わりまして、
朝の朝礼時間が15分遅くなりました!(^o^)
9時15分から9時30分への変更です。
なぜ15分かというと、
実は、9時30分が始業時刻だからです。
今までは、
始業時刻よりも15分早く来て、
朝礼に参加していたわけです。
しかも、朝はお給料が発生しないので、
毎日少なくとも15分のサービス業務をしておりました。
つまり、
最近やっと矛盾が解消した状態になったのです!!
この 15分の変更により、
出社時間が遅くなった人が沢山発生するのか?
答えはNoでした。
朝の通勤ラッシュを避けるために早く来る人もいるし、
仕事が忙しくて朝早く来るもいます。
15分の朝礼時間変更前もギリギリに出社していた、ギリギリ勢だけが、
ギリギリ感が増した感じです。
そんな中、私は密かに、
「もっとみんな遅く来たらいいのになぁ。
偉いけど、スマートじゃないよなぁ。
日本人だなぁ。」
と思っていました。
残念ながら私は、朝礼時間が変わったタイミングで、
9時15分までに行う仕事が出来てしまい、
出社時間は10分ほどしか変えていないのですが、
この10分が波紋を呼びます(笑)
大体の人が、8時50分から9時5分の間にタイムカードを切るので、
私のように、 9時15分にタイムカードを切るのでは遅いのです。
なので、私は平均から外れてしまった人達。
上司から、指摘を受けました。
ですが、これはルールではないので、
会社側も強制はできません。
あくまで個人の考えのもと、出勤時間を見直してほしいとのこと。
これをそのまま飲み込んだら、
になります。
そんなのは嫌です。
つまらない大人は置いていきたい。
でも、企業に入った以上、
『サラリーマンは負けるが勝ち』
上の意見には素直に従うことが企業では一番の得策です。
ということで今回は、
自分を納得させた方が良いのか、
このまま食らいついた方が良いのか、
を判断するために、
あらゆる方向から、見解を考えました。
見解①『負けるが勝ち』
負けるが勝ちの意味を調べたところ、
「場合によっては負けを認めた方が、自分にとって特になること」
と出てきました。
さらにこの言葉を調べていると、
萩本欽一さんの言葉を見つけました。
「負けた人のほうが運がたまる」
「勝とうとすると自分の運が減っていく」
「自分が正しいか正しくないかということより、運を減らさないことを大事に考えたほうがいい」
負けると運がたまるのか…
この考え方は初めて出会いました。
でも確かに、
勝負に勝つことよりも大事な事ってあります。
今回私は腑に落ちなかったのですが、
相手を論破しようとするのを途中でやめました。
そのおかげで、私と相手の間に溝がうまれるのを回避できました。
そればかりか、ちょっと言いすぎたと思ってくれたのか、
その後の話し方が物腰柔らかになりました(^^)
また私は、
社会人2年目までは、自分の意思で、
早く会社に来ていました。
新人で周りに迷惑をかけてばかりいた私が、
唯一できる事は、
素直に従い、やる気を見せる事だったからです。
なので、あえて早く会社に来て、
素直さとやる気を見せるのは、1つの戦略であると言えます。
見解②『サイレントマジョリティにはならない』
あくまで自分の意見を押し通す方法です。
これは、一番正論ですが、自分本位でリスキーです。
仕事は一人で行うものではないし、
これによって自分が得することもありません。
悪い印象を与えてしまうだけです。
でも、正論を曲げることって難しいですよね。
間違っていないのに、非を認めなければならないなんて・・・
見解③『人は誰かの為になら頑張れる』
自分の為なら曲げられない正論も、
誰かの為になら曲げられる事があります。
自分がお世話になっている人のため、尊敬する人のために、
その人の顔に泥を塗るようなことをしないようにする。
という考え方は、素敵ですよね。
見解④『結果自分の得になる事を見つける』
朝早く来ることで、『満員電車を回避できる』
などと言った、自分が得することを見つけます。
あくまで始業時間とは別のところで、
出社時刻を決めることで、論点をズラす方法です。
見解⑤『会社からの押し付けでは無く、要望だと考える』
「会社から無理やり、ルールでもないのに、
朝早く来るように押し付けられた」
と捉えるのと、
「会社から、
優秀な人はそんな小さいことでとやかく反論しないよね、
と要望された」
と捉えるのでは、心持ちが変わります
結果朝早く来ることは同じでも、
その後の仕事へのモチベーションが変わってきます。
私の出した答え
私は、戦いません。でも、服従もしません。
私は私の道を行く。
I gotta go my own way
ということで、
覚悟をきめて会社に入った以上、
会社のルールには従います。
でも、ルールじゃないところでの強要は間違っています。
だから、いけるところまで自分の正論を通していこうと思います。
そして、会社に変革は求めません。
それは私一個人の力では物理的に無理だから。
また、自分の為なら曲げられないルールでも、
人の為になら曲げられます。
これを踏まえて出した結果、
9時12分出社 に変更することにしました。
(今までは9時15分出社)
いや、変わってないじゃん!
と思われる方もいるとは思いますが、
朝の3分は大きいですので(*_*)
しばらくこの時間で行って、
どうなるか様子を見てみたいと思います。
というわけで今回も、
怒りのエピソードを通して、
沢山のことを学びました。
会社に熱量がある今のうちに、
どんどんエネルギーを燃やして、
成長の糧にしていきたいです。